雑談

ブログ始めました。

tetsu

皆様、2026年明けましておめでとうございます。

私は、理論物理学者の山本哲也です。

古来より、物理学では、気体のように完全に原子や分子がランダムに運動している物質や結晶のように原子や分子が完全に秩序だって並んでいるような物質を扱うことが得意でした。

現在では、プラスチックや液晶などのような、完全にバラバラではないけれども、完全に秩序だっているわけでもない物質も物理学で扱うことができるようになってきました。

このような物質をソフトマターといいます。

私は、電子物理工学で学位を取得してから、分子が自発的に構造を形成する現象である自己組織化とソフトマターの運動を理論物理学の観点で研究をしてきました。

私たちの体を構成するDNA、RNA、タンパク質、脂質膜などはソフトマターの一種です。

皆さんもご存じかと思いますが、生物の設計図である遺伝情報はDNAの塩基配列という形で蓄えられています。

私たちの体は様々な種類の細胞から構成されているわけですが、これらの細胞は同じ配列のDNAを持っています。

なぜ同じ設計図から異なる性質を持つ細胞ができるかというと、それぞれの遺伝子の使われる量(発現量)が細胞ごとに違うからです。

私は、それぞれの遺伝子の発現量がどのようなメカニズムで制御されているかということを理論物理学、とくにソフトマター理論物理学を用いて明らかにする研究を行っています。

特に、最近は、実験分子生物学者・生化学者との共同研究を行うことが多いです。

とはいえ、あとMax2年で任期切れで、就職活動中です。。。

世界的にも理論物理学者人口は年々減ってきていますし、最悪、私もMax2年で研究者人生は終わってしまいますので、自然科学や研究職に興味を持つ方々に何かを残せないかと思い、ブログを始めました。

このブログでは、研究内容だけでなく、研究のやり方とかテーマの設定の仕方とか、趣味の話とか、いろいろお話できればと思っています。

可能な限り更新しますので、皆様、よろしくお願いします。

ABOUT ME
山本哲也
山本哲也
キンメダイ美術館のサイエンティスト
電子工学で学位を取得後、理論物理学者になるため、ドイツ、イスラエル、中国で修行。現在は、習得した理論物理学を使って遺伝子発現制御のメカニズムを明らかにする研究をしています。研究だけでなく、趣味やいろいろ考えていることなどお話ししたいと思います。
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