研究日記

研究の何がそんなに面白いのか

tetsu

研究のどこに面白さを感じているかということは、人それぞれだと思います。

実験をすることに面白さを感じる人、実験結果が予想通りだと面白いと思う人、逆に、実験結果が予想と違うと面白いと感じる人、有名論文誌に論文が採択されることに幸せを感じる人、人に評価されると喜びを感じる人・・・

私はというと、アイデアをひらめく瞬間が大好きです。

特に、ほかの人が発想できないようなアイデア、これまで私が想起してきたものをこえるアイデアです。

なんで理論物理学者なのに本来生命科学の問題である遺伝子発現制御の研究をしているかというと、少なくとも私が始めたときには遺伝子発現制御を物理の問題だと思っている人がほとんどいなかったからです。

おそらく、多くの研究者にとって、一番最初にアイデアを形にするのは、研究費(研究を行うのに必要な費用)の申請書を書くときでしょう。

文章を書くことによって頭が整理されて、ひらめいたアイデアが具体化されるので、私は申請書を書くは結構好きです。

新しいアイデアを出し続けるためには、自分が成長し続けなくてはならないのだと思います。

同じ分野や同じ場所に長くいると、成長率も低くなってきます。

新しいアイデアを想起するため、新しい分野に飛び込んでしまう、飛び込み体質です。。。

しかし、正直、リスクをとりすぎてしまいましたね。

ただ、普通に理論物理学者をしていたら会うこともない分子生物学者、生化学者、植物生理学者と理論物理学者が考えたこともない問題に取り組めることは、他では得難い幸せだと思います。

共同研究をしてくださった皆様には大変感謝しています。

ABOUT ME
山本哲也
山本哲也
キンメダイ美術館のサイエンティスト
電子工学で学位を取得後、理論物理学者になるため、ドイツ、イスラエル、中国で修行。現在は、習得した理論物理学を使って遺伝子発現制御のメカニズムを明らかにする研究をしています。研究だけでなく、趣味やいろいろ考えていることなどお話ししたいと思います。
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