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映画館で見た映画を家で見ると違和感がある件

tetsu

はじめに

まず最初に断り書きをしておきます。

私のアパートメントで、夜中、ドタドタ足音が聞こたり、携帯で電話している話し声が聞こえるという騒音が問題となったことがありました。

夜中にはスピーカーを切っていますので、今日お話しすることとは関係がないと思います。

それは、私の上の部屋の人がドタドタ族で、結構話し声もうるさいことによると思います(私の部屋にも聞こえてきます)。

それでは、本編のお話をはじめたいと思います。

皆さんは、映画館で観た映画が面白く、また見たいと思ってDVD/Blu-rayを買ったけれども、家で見てみると、あれ?こんなんだったけ?と思った経験はありませんでしょうか。

私は、新海誠監督の君の名はを見たときにそう思ったんですよね。

あれ?こんなんだったけ?と。

私は当時、PCで再生していたので余計にそうだったかもしれません。

PCと映画館では、いろいろな違いがありますが、私は音が重要なんじゃないかと思ったんですよね。

その時から、立体音響に興味を持ちました。

立体音響の種類

音響機器の音の出し方はさまざまですが、一番基本形はモノラルという、1つのスピーカーを使う、または、複数のスピーカーで同じ音を出す方式です。

イヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどの今の家庭用の音響機器では、右と左で違う音を再生することによって立体感を出すステレオという方式が一般的だと思います。

映画館で採用される一般的な音響方式は、5.1chと呼ばれるものです。

これは、前方に3つのスピーカー(センタースピーカー, L/Rフロントスピーカー)、後方に2つのスピーカー(L/Rリアスピーカー)、そしてサブウーファーを配備する方式です。

サブウーファー以外の5つのスピーカーで異なる音を再生するために前文で5ch、サブウーファーは低音を出すスピーカーで、ほとんど情報が載っていないために0.1chとカウントして、5.1chです。

リアスピーカーを左右に2つ追加した7.1 chという方式もあります。

最近では、頭上にもスピーカーを設置したDolby AtomosやDTS Xのような方式もあります。

頭上スピーカーの代わりに、天井での音の反射を利用するイネーブルドスピーカーというものもあります。

5.1chに頭上スピーカー、または、イネーブルドスピーカーを2つ追加した方式が、5.1.2chです。

これが基本形ですが、カスタマイズすることもできます。

たとえば、センタースピーカーは主に音声を出力するものですが、映画館のような大きい空間の音響に必要なものであり、家庭ではそれほど必要ないといわれてます(試したことはないので私は分からないです)。

現状、ほとんどの映像ソフトはステレオ、または、5.1chを採用していますが、4K作品などではDolby Atomos/DTS Xを採用しているものもあります。

なんと、Amazon Primeは、5.1chを採用した映像ソフトも提供しています。

動画配信サービスでは、Amazon Primeが立体音響に強かったと思います。

たまに、映画館でもステレオが採用されることがあります。

たとえば、ジブリはステレオが多いと思います。

「天空の城ラピュタ」に関しては、ディズニーが魔改造した5.1ch英語版もあります。

そのためだけに天空の城ラピュタを買いましたwww。

このようにスピーカーを増やして、ハードウェアで立体音響を実現する方式をリアルサラウンドと言います。

それに対して、人間の認知力を逆手にとって、ソフトウェアで立体音響に錯覚させる方式をバーチャルサラウンドと言います。

音を壁に反射させる方式は、リアルサラウンドと言われたり、バーチャルサラウンドと言われたりしますが、ハードウェア/ソフトウェアという区別ではハードウェアに当たると思いますので、ここではリアルサラウンドに区分します。

バーチャルサラウンド

こちらはソフトウェアでサラウンドを実現する方式です。

比較的安いサウンドバーも、ハードウェアとしてはステレオか3.1ch(左右のスピーカーとサブウーファー)を持っているけれども、バーチャルサラウンドで5.1chとかDolby Atomosを実現しているものがほとんどです。

少し前までは、PCメーカーと音響メーカーが、PC用のバーチャルサラウンドのソフトウェアを共同開発していました。

例えば、2010年代に富士通とDTSが開発したDTS Surround Sensationなどはそうかと思います。

私は、当時、PC購入の際は、”映画の迫力が増す”という宣伝文句のものを購入していましたが、購入後はそれを忘れれるということを2回繰り返していました。

立体音響に興味を持って、ハードウェアをそろえてから私の歴代のPCにDTS Surround Sensationが入っていることに気付き、感動したと同時に、もう少し活用しておけばよかったと思ったのを覚えています。

もう少し最近になると、NECとYamahaがAudio Engineを開発しています。

それまでは、富士通のPCを購入していたのですが、Audio Engineを試したくなってNECのPCを購入しました。

映像ソフトにもよるのですが、だいぶ後ろからも聞こえている感じがします。

今では、DolbyとDTSが、それぞれ、Dolby AccessとDTS Sound Unboundというソフトウェアを出しており、どんなPCでもバーチャルサラウンドを楽しむことができます。

こちらは試したことがないのですが、セールで安い時に購入してみたいと思っています。

皆様も持っているかもしれない、Nintendo 3DSはバーチャルサラウンドを採用しています。

あれは、立体視だけでなく、音響も3Dだったんですよね。

私は最新機より、Nintendo 3DSの方が好きですね。

いっぱい買っておけばよかったと思っています。

ソニーのイヤホン・ヘッドホンの中には、ソニーが360 Reality Audioという独自の技術を開発しています。

この技術は、それ専用の音楽配信サービスでしか体験できず、私は未経験だったりします。

それを、特定の配信サービスに限定されず、あらゆるソフトで実現できるようにしたのが、プレイステーション5(PS5)に実装されているTempestという技術です。

PS5はTempestを試したくて購入したけれども、まだ試してないですね。

こう書いてみると、いろいろあることは知ってはいるし、いくつかはすでに購入済みであるけれども、それぞれの技術の特徴などはあまり知らないことに気付きます。

試したり、分かったりしたことがあれば、記事をアップデートしたいと思います。

リアルサラウンド

こちらはハードウェアで立体音響を実現する方式です。

家庭で実現しようと思うと、サウンドバー、スピーカー+AVレシーバー、ネックスピーカーの選択肢となると思います。

第一世代:サウンドバー

私が立体音響に興味を持った時、最初に検討したのはサウンドバーです。

ミドルプライス以上のサウンドバーの中には、リアルサラウンドを実現しているものもあります。

私の知る限り、当時、サウンドバーでリアルサラウンドを実現することに力を入れていたのは、SonyとYamahaでした。

Sonyの少し昔のサウンドバーは、リアスピーカーもついていて、bluetoothで信号を送る方式でした。

それに対して、Yamahaは、家の壁に音を反射してリアルサラウンドを実現するYamaha Sound Projector(YSP)という技術を採用たYSPシリーズを展開していました。

私はエントリーモデルのYSP1800を購入しました。

かなり型落ちで40,000円くらいだったのですが、初めてのことだったので、もしうまくいかなくてもこれくらいの値段だったら諦めがつくだろうと。

当時すでにミドルモデルのYSP2700が出ていました。

今でも後悔しているのですが、こちらにしとけばよかったなと思っています。

いろいろ試してみたのですが、正直、YSP1800では後ろからちゃんと聞こえているのか、よくわからなかったのを覚えています。

しかし、YSP1800って、調整できることが限られていて、つまらないんですよね。

YSP2700の方はマイクで調整できますし、もし反射でダメでもバーチャルサラウンドでカバーできる仕様でした。

残念ながら、Yamahaはそれ以上YSP技術に力を入れなくなってしまいました。

今では、音を壁に反射させるという技術はいろいろなサウンドバーで採用されています。

Sonyのサウンドバーは、基本は壁で反射させる方式ですが、bluetoothスピーカーの追加購入も可能なシステムを販売しているので、今サウンドバーを購入するならそれかなと思っています。

栄転とか引っ越しとかがあったら考えます。

第二世代:スピーカー+AVレシーバー

YSP1800で聞こえるべきものが聞こえているのかよくわからなかったので、スピーカーとAVレシーバーを購入して、サラウンド環境をつくることにしました。

こちらは、正直、だいぶハードルが高いと思います。

まず、小さなお子様やペットがいるご家庭ではやめた方がいいと思います。

あと、ある程度スペースが必要です。

そして、スピーカーは一般的にお高いです。

私は、YamahaのNS-P41というスピーカーセットを購入しました。

私が購入した当時は25,000円ちょっとだったと思いますが、今は1.5倍くらいしますね。

それでも、5.1chをそろえようと思ったら、一番お手軽だと思います。

ちなみに、音質的には、YSP1800の方がよかったなと思いました。

音で遊びたい人用ですね。

AVレシーバーは、YamahaのRX-V6Aを購入しました。

RX-V6Aだけでなく、YamahaのAVレシーバーのいいところは、DSPという技術が使われていて、テレビなどの2chのソースを5.1chにアップコンバートできることです。

どうやっているのかわかりませんが、体感ではかなり良く分解できている気がします。

これで何が正解かということが分かったのですが、最初は、音の情報が多すぎて疲れることが多かったと思います。

また、集合住宅ですので、近隣住民にうるさくないかと心配になり、結局あまり使ってません。

第三世代:ネックスピーカー

周りに音が響くのが心配であるならば、自分の周りに音場を閉じ込めてやればいいわけです。

イヤホンやヘッドホンでリアルサラウンドを実現することは、さすがにまだ難しいのですが、ネックスピーカーだったら可能なようです。

PanasonicのSC-GNW30は、5.1chとはまではいきませんが、4.0chで映画を楽しめます。

現在のメイン機はこれですね。

充電式で少し重いのですが、前と後ろの音が分かれていて、立体感は十分です。

サブウーファーがついてませんし、低音が弱いのはしょうがないかと思っています。

なお、サブウーファーをつなげば、4.1chに拡張することができます。

小さくて安いサブウーファーがあれば拡張してもいいのですが、なかなかないですね。

サウンドバーのところで紹介したYSP2700ですが、こちらはサブウーファーとセットでしたので、やっぱりYSP2700かっておけばよかったなと思います。

ABOUT ME
山本哲也
山本哲也
キンメダイ美術館のサイエンティスト
電子工学で学位を取得後、理論物理学者になるため、ドイツ、イスラエル、中国で修行。現在は、習得した理論物理学を使って遺伝子発現制御のメカニズムを明らかにする研究をしています。研究だけでなく、趣味やいろいろ考えていることなどお話ししたいと思います。
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